Blog終了のご挨拶
2019年2月、娘が新3年生になった時期に、このBlogを始めました。
あれから4年。
娘は無事に受験を終え、小学校を卒業し、4月からは私立中高一貫校に進学します。
一人娘の中学受験を記録するために記していたBlogですので、本記事をもって、記録を終了させて頂きます。
これまで、私の拙い文章を読んで下さり、本当にどうもありがとうございました。
また、直接面識がないにも関わらず、心温まるメッセージをお寄せ頂いた方々にも、改めてお礼申し上げます。
受験終了後、何度も、中学受験の総括として、振り返りを書こうとしましたが、どうしても形になりませんでした。
終了直後は、様々な思いが去来し、うまく文章にまとめられませんでしたし、落ち着いた頃には、受験はすっかり過去のものとなり、100%春からの新生活に気持ちが向いてしまいました。
そのため、総括のないままBlogを閉じることになりますが、このような形で終わることも、もしかしたら、我が家らしいのかもしれません。
この4年間、我が家は我が家なりに、真剣に受験と向き合い、娘も娘なりに精一杯努力してきました。
ただ、なりふり構わず全力投球してきたか?と問われれば、そんなことはなく、いつも、「最も大切なのは、娘の笑顔と成長」という絶対の基準があり、最後まで、ある程度の心の余裕を保ちながら過ごしてきたように思います。
もちろん、思い通りにいかない時期や、娘が涙した日もありました。
でも、長い人生で直面する様々な困難に比べれば、中学受験の過程でぶつかる困難は、それほどのものではありませんし、むしろ、一つ一つ乗り越える中で、娘は着実に成長し、そばで見守る私たちも、親として成長する機会を得たように思います。
子供の人生は、まだ始まったばかりです。
中学受験の結果で人生が決まるわけではありませんし、受験後の方がずっとずっと長いのですから、子供自身が、自分の未来に希望を持てるような形で終われるようにすることが、個人的には、合否より大切に思えます。
これから中学受験に臨もうとしている皆さんが、それぞれの幸せにつながるような受験ができますことを、心よりお祈りしています。
4年間、どうもありがとうございました。
最近の読書
2月に読んだ本は、
・『ひこぼしをみあげて』(瀧羽麻子)
・『空はつながっている(おはなしのピースウォーク)』(日本児童文学者協会編)(SAPIX国語教材に登場)
・『声の在りか』(寺地はるな)
・『白をつなぐ』(まはら三桃)
・『21世紀版少年少女日本文学館1 たけくらべ・山椒大夫』(樋口一葉、森鴎外、小泉八雲)
・『21世紀版少年少女日本文学館6 トロッコ・鼻』(芥川龍之介)
・『21世紀版少年少女日本文学館12 赤いろうそくと人魚』(小川未明、坪田譲治、浜田広介)
受験終了後は、読書より他のことに気が向いていましたが、自由を満喫しつつも、少しずつでも文学作品を読むよう勧めました。
『21世紀版少年少女日本文学館』は、娘が幼い頃に文学作品に触れてほしいと思い、何冊か揃えていたシリーズです。
漢字にふりがながついており、難しい言葉には、同じページの上部に言葉やイラストで説明がついています。
それでも、「『たけくらべ』は言葉が難しい・・・」と苦戦したようです。
時々紹介してきた娘の「最近の読書」は、今回が最終回になります。
今後は、好きな現代小説だけでなく、古典や様々な分野の本にも、興味を広げていってほしいなと思っています。
お礼とその後
まず、コメントを下さった皆様、
私の拙いBlogを読んで下さったばかりか、娘に温かいお祝いの言葉を頂き、本当にどうもありがとうございます。
個別に返信できず心苦しいのですが、この場を借りて心より感謝申し上げます。
当初は、娘の中学進学と共にBlogを閉じるつもりでしたが、リクエストを頂きましたので、しばらくこのまま残しておきたいと思います。
我が家の取り組みが、少しでも後進の方々の参考になれば、とても嬉しいです。
新6年生の2024年組、新5年生の2025年組、これから受験勉強を始める2026年組の皆様も、どうか子供たちの努力が実り、良い形で受験を終えることができますように。
さて、中学受験終了から2週間が経ち、娘は子供らしい小学校生活を満喫しています。
お友達と約束して遊びに出かけたり、たっぷりある時間を自由に楽しんだり。
長年の習慣である朝学習の時間には、英語は基礎英語(昨年1年分のテキストとCD)や単語帳、数学は中学1年生向けの簡単な問題集に取り組んだりしています。
我が家は、主人も私も大学進学で地元を離れ、見知らぬ土地で一人暮らしを始めました。
娘も、6年後には親元から離れていくことでしょう(もし、近所の大学に進学することになったら、難しいかもしれませんが・・・)。
今後は生活面でも学習面でも自立していくべきですし、親元にいる中高時代に様々な失敗を経験し、一人でもたくましく生きていけるよう成長してほしいと願っています。
小学校6年間があっという間だったように、中高6年間もあっという間に過ぎていくはずです。
近くで成長を見守ることができるのも、後6年と思うと寂しい気もしますが、少しずつ子離れしていくつもりです。
娘も、新しい環境で、新しい友人たちに出会い、徐々に親離れしていくと思います。
受験終了
2023年組の中学受験生の皆さん、お疲れさまでした。
我が家の娘は、2月1日、2日の受験に臨み、2日の合格発表をもって受験が終了しました。
ほんの数日前のことなのに、もう随分と前のことのような気がします。
受験結果の詳細は差し控えさせて頂きますが、娘は鉄緑会指定校への進学が決まりました。
春からの新生活をとても楽しみにし、学校のHPを見て、どの部活に入ろうかと考えているようです。
受験が終了したら振り返り記事を書こうと思っていたのですが、既に気持ちが新生活に向いており、書く内容が思いつきません・・・。
もし、リクエスト等がありましたら、コメント欄に記入して頂けましたら、お応えできる内容については、(個別のお返事ではなく)記事に反映させて頂きます(コメント欄は2月末まで書き込めるようにしておきます。コメント自体は非公開です)。
直前期の心境
千葉入試が一段落し、東京・神奈川入試まで後5日。
居住地によっては、1月入試の志望度が高い場合もあれば、2月に向け練習的な位置づけの場合もあったかと思います。
喜びに沸いたご家庭がある一方、つらい現実を受け止め、気持ちを立て直し、次に向けて奮闘しているご家庭もあるはずです。
我が家の娘も、埼玉、千葉の受験を経験し、2月に向けて努力を続けています。
SS特訓の学校別プリントの解き直し、理社の知識系の見直し等、最後まで地道に取り組むつもりです。
昨日、SAPIXの通常授業が終了しました。
娘の場合は、通常コースの先生がSSも担当しているため、明後日のSS特訓がSAPIX最後の授業&お世話になった先生方との最終日になります。
2年生半ばで入塾して以来、娘はいつも楽しくSAPIXに通っていました。
「もうすぐ受験が終わるのは嬉しいけれど、先生に会えなくなるのは寂しい」そうです。
そんな風に思える先生方に出会えて、本当に良かったと思います。
私にとっても、長かった中学受験の伴走が終わる日が近づいています。
先日、Blogを書き始めた頃の記事を読み返してみました。
当時はまだ計算もおぼつかず、家庭学習は2時間が限界だったようです。
そんな娘が、今では朝から晩まで机に向かい、大人にも難しい入試問題に取り組んでいるのですから、この数年で本当に大きく成長しました。
親として、中学受験の最後にできること、すべきことは何かあるだろうか?と考えてみましたが、思いつくのはただ一つ。
それは、残念な結果になったとき、娘にどんな言葉をかけ、どんな態度で接するか。
娘がまた前を向いて歩いていけるよう、ご縁のあった進学先で楽しい学校生活を送れるよう導くことが、中学受験における私の最後の役目だろうと思います。
もちろん、出番がないに越したことはないですが、もしその時が来ても、落ち着いて役目を果たすつもりです。
2023年組の皆さんが、最後まで全力を尽くし、悔いのない受験ができますように。
直前期
先週から埼玉入試が始まり、今週20日からは千葉、再来週2月1日からは東京・神奈川入試。
いよいよ目前に迫ってきました。
我が家の娘は、先週、無事に初戦を迎えました。
前日はホテル泊。
旅行気分で少々浮かれつつも、理社の見直しを行い、20時半に就寝。
当日は5時半起床(9時間睡眠)、ホテルの朝食を楽しみ(45分間も・・・)、基礎トレに取り組んでから、受験会場へ。
8時に到着し、あっさり笑顔で別れました。
終了後の感想は、「模試と変わらなかった」とのこと。
昼食を取り、自宅に戻った後は、普段通り、SAPIXの通常授業に向かいました。
娘は過度に緊張するタイプではないので、おそらく大丈夫だろうとは思っていましたが、平常心で初戦に臨むことができ、ホッとしました。
入試結果については、すべての受験が終わってから、何らかの形で触れられたらと思っています。
新3年生(2年生2月)から4年間、細々と続けてきた中学受験Blogも、そろそろ終わりが見えてきました。
親として、娘の家庭学習に伴走するのも後わずかとなり、感慨深いものがあります。
残り3週間、万全の体調で本番を迎えられることを願いつつ、娘のラストスパートを見守ります。
6年冬休みの振り返り
13日間の冬休みのうち、10日間はSAPIXへ。
冬期講習(6日間)は14時~19時20分、正月特訓(4日間)はお弁当持参で9時~18時。
受験生ならではの、勉強漬けの年末年始でした。
家庭では、講習の復習、ルーティンの自主学習、併願校の過去問等に取り組み、学習の合間に、ストレッチや軽い筋トレ、散歩など、運動不足解消を兼ねた気分転換をしていました。
最近の娘の様子は・・・
驚くほど、普段と全く変わりありません(笑)。
直前期になれば、スイッチが入ったり、目の色が変わったりするのかな?と期待していましたが、そんな気配はないようです。
このまま淡々と受験当日を迎えるような気がします。
来週には初戦を迎えますが、送迎担当の私も、平常心で送り出したいと思います。
最近の読書
12月に読んだ本は、
・『夜に星を放つ』(窪美澄)
・『天の台所』(落合由佳)
・『ショートショートの宝箱』(光文社文庫編集部編)(SAPIX国語教材に登場)
・『掬えば手には』(瀬尾まいこ)(2022年7月発売)
・『がっかり行進曲』(中島たい子)(SAPIX国語教材に登場)
・『空をこえて七星のかなた』(加納朋子)(2022年5月発売)
2022年に娘が読んだ本は、55冊でした。
図書室で借りて学校で読んでいた本もあるため、実際にはもう少し多かったようです。
2021年は約100冊だったので半分程の読書量でしたが、受験学年であまり時間に余裕がありませんでした。
今後は、1月中に『星屑すぴりっと』(林けんじろう)を読むくらいでしょうか。
受験終了後に、心ゆくまで読書を楽しんでほしいと思います。
6年12月(冬休み前)の振り返り
12月の模試は、SAPIXの第4回合格力判定SO(SAPIX最後の模試)と、他塾の学校別模試(1校)のみ。
次の受験は、1月の入試本番です。
模試が少なかったため、残っていた過去問に取り組みました。
夏前に取り組んだ分も含めると、6校で計111回(算38、国29、理24、社20)になりました。
SS特訓と過去問に取り組む中で、徐々に仕上がってきているように感じます。
また、社会の有名中(受験校以外)は27校。
時間切れで全ての学校に取り組むことはできませんでしたが、有名中のおかげで社会が得意になりました。
過去問がほぼ終わったことから(数回分残っている併願校の過去問は、1月に取り組む予定)、今後は9時間睡眠を確保できそうです。
我が家の基本方針は、「学習時間は削っても、睡眠時間は削らない」でしたが、この1か月は過去問を終えるために調整せざるを得ず、親としてモヤモヤしていました。
そんな心苦しさからも、ようやく解放されます。
12月前半にはSAPIXの後期個人面談があり、受験校が確定。
当初の予定通り、出願は6校です。
SAPIXは6年生で2回個人面談があり、我が家は、前期は理科、後期は算数の先生でした。
どちらの先生も4年生の頃からお世話になっていることもあり、娘の性格や様子を良くご存知で、的確なアドバイスを頂けました。
入塾以来、SAPIXの先生と直接お話しした機会は数えるほどしかありませんでしたが、個人的には適度な距離感が良かったですし、必要な時にはきちんとフォローして頂けたことから、満足しています。
さて、今日からは冬期講習(6日間)と正月特訓(4日間)が始まります。
連日の講習は大変ですが、同じコースの仲間と切磋琢磨しながら、楽しく頑張ってくれたらと思います。
1週間のスケジュール(6年生12月)
備忘録として、6年生12月時点の1週間のスケジュールを記録に残しておきます。
<月曜日>
5:45 起床 ⇒ 朝学習(基礎トレ、中数、図形の必勝手筋、漢字の要、言葉ナビ、理コア、社コアなど)
下校後、過去問1科目、SS特訓の復習
21:00~21:30 就寝
<火曜日>
5:45 起床 ⇒ 朝学習
16:30~21:00 SAPIX(国社)
22:00 就寝
<水曜日>
6:00 起床 ⇒ 朝学習
下校後、過去問1科目、SAPIXの復習(国社)
21:00~21:30 就寝
<木曜日>
5:45 起床 ⇒ 朝学習
16:30~21:00 SAPIX(算理)
22:00 就寝
<金曜日>
6:00 起床 ⇒ 朝学習
下校後、過去問1科目、SAPIXの復習(算理)
21:00~21:30 就寝
<土曜日>
5:45 起床 ⇒ 朝学習
午前中 過去問2科目、苦手分野の補強、SAPIXの復習(通常・土特・SSの残り)
14:00~19:00 土特
夕食後、土特の復習(短時間)
21:00~21:30 就寝
<日曜日>
5:45 起床 ⇒ 朝学習(SS算数見直し)
8:00~19:00頃 SS特訓
(SS特訓は、本来9:00~18:45ですが、一部のコースでは授業前に算数のテストが実施されます。また、終了時刻も遅くなることが多いです)
21:00~21:30 就寝
日曜に模試がある場合は、午前が模試、午後は過去問2科目と模試の復習など。
睡眠時間は、8時間~8時間45分。
平日の通塾日は、少しでも早く就寝したいので、授業の復習はしていません。
もし、遠くの校舎に通っていたら、22時就寝は難しかったと思うので、近い校舎にしておいて良かったです。
6年生後期は、塾で過ごす時間が長いため、家庭学習の時間はそれほど多くありません。
娘は質問教室を利用していないこともあり、とにかく授業に集中し、疑問がある場合は授業内で解決することを意識しています。
予定通りに進めば、来週には過去問が終わることから、以上のようなスケジュールで動くのもあと1週間。
12月24日以降、受験終了までは、9時間睡眠を確保し、万全の体調で過ごしたいと思います。