低学年の体験学習(野菜作り)
我が家はマンションで、ベランダで植物を育てることが原則禁止されているため、1年生の秋から畑の小さな区画を借りています。
現在は、空豆、イチゴ、小松菜、ほうれん草、茎ブロッコリーを育てています。
2年目に入ると、連作障害を避けるため、野菜が何科なのかを意識する必要があります。
例えば、前年ミニトマトを栽培した区画で、同じナス科のナスやピーマンを植えると、収穫量が減ってしまうからです。
アブラナ科:大根、カブ、キャベツ、茎ブロッコリー、菜花、青梗菜
ウリ科:胡瓜、スイカ
ナス科:トマト、茄子、ピーマン、じゃが芋
アオイ科:オクラ
セリ科:人参
バラ科:イチゴ
などなど。
野菜の種類や旬を自然に覚え、植物や食物、農業などについて考えるきっかけになりました。
また、娘は小さな頃から虫が苦手なのですが、畑はアブラムシ、アオムシ、コガネムシ、ナメクジなど、害虫だらけ。
大事に育てた野菜を食べてしまう害虫を、テントウムシやカマキリ、クモなどが食べてくれることを知り、今では苦手なりに昆虫にも興味を持つようになりました。
高学年になると畑作業をする時間もなかなか取れないと思うので、低学年のうちに親子で楽しい一時を過ごすことができ、とても良かったなと思っています。