3年生の家庭学習(まとめ1)
2年生秋からSAPIXに通塾していたものの、 中学受験を見据えた家庭学習を始めたのは丁度1年前からです。
そのため、3年生前半はなかなか方針が定まらず、 試行錯誤の毎日でした。
通塾前は公文に通っていたので、学習習慣はついていましたが、 いつ、何に、どのように取り組めば良いのか、 具体的な方法が分からず、書籍を読んだり、 講演会に足を運んだり、 様々な方のBlogを参考にさせて頂いたり。
数々の失敗や回り道をしながらも、日々の娘の様子を見守る中で、 少しずつ我が家なりの家庭学習ができるようになってきました。
また、娘との家庭学習を通じて、 私自身も学ぶことが多い1年でした。
娘には娘の個性やペースがあり、 学習面でも彼女にとって心地よい方法やペースで進めていくことが大 切なのだと、当たり前ですが、「子供が主体」ということを、 常に心にとめるようになりました。
日々の学習内容や使用した教材は、「学習記録」や「書籍・ 教材など」に記載してありますが、備忘録を兼ねて、3年生( 塾に合わせて2年生2月~3年生1月とします)の家庭学習( 算数・国語)を大まかにまとめておきます。
なお、当然のことながら、 子供によって合う学習方法や内容は異なります。
娘の場合は基礎重視の学習法でしたが、 別のアプローチが向く場合もあると思いますので、 単なる一例としてご覧ください。
<算数>
依然として課題の残る算数ですが、 それでもこの1年で随分成長しました。
「算数は苦手」と感じていた娘自身も、「 苦手な分野もあるけれど、得意な分野もある」 という意識に変わったようなので、今後も、 苦手分野は丁寧に取り組み、 得意な分野は伸ばせるようにサポートしていくつもりです。
●計算
2年生2月の時点では、『2年生の引き算』と『 3年生の計算』に取り組んでいました。公文のドリルを中心に、 徐々に学年を上げていき、 3年生12月に小学生範囲の計算をざっと一通り終えました。
但し、スピード及び正確さはまだ不十分のため、現在は『 計算練習800題』で練習中です。
●サイパーシリーズ
学年相当の教材から始め、 パズルも含め10冊以上取り組みましたが、中でも、『線分図』 と『和差算』で線分図を書く習慣ができたことは、 その後の学習にとても役立っています。
●『単位と図形集中学習』
学年相当の3年生から始め、5年生まで終了しました。
教科書レベルの基本的な内容ですが、 字が大きめで見開き1ページの問題数も少ないため、 負担感なく図形の基本的な内容を学習できました。
現在、 6年生に取り組んでおり、2月半ばまでに終了予定です。
●『予習シリーズ算数』
3年生11月末から、必修例題、類題、 基本問題のみ取り組んでいます。
『予習シリーズ』を使うようになって感じたのは、 指針となる教材を一冊決めて、 そのカリキュラムに従い学習を進める方が効率的だという、 ある意味当たり前のことでした。
当初、我が家は計算のみ先取りするつもりだったので、 後から図形やその他の分野を追加していく形になりましたが、 初めから全ての単元が網羅されている参考書や問題集をベースにし ていれば、穴のない学習ができたのではないかと思います。
●その他
宮本算数教室のパズルや、『算数ラボ』、『きらめき算数脳』 などに取り組みました。
また、3年生10月に算数検定8級(4年生範囲)に合格しましたが、それ以上は本人が乗り気でなく、1回きりの受験でおしまいになりました。漢字は漢検が良いペースメーカーになりましたが、算数検定も低学年の頃から利用していたら違ったのかもしれません。
以上のように、算数は基礎レベルの問題集・内容が中心でした。
低学年で良く使用されている『トップクラス問題集』や『最レべ』のような難しめの問題集は、我が家では使いこなせませんでした。
長くなってしまったので、国語はまた後日にしたいと思います。