先取り学習(漢字)
家庭での先取り学習には色々な意見があると思いますが、
漢字検定の合格基準は、
5級・6級・7級(小6~小4):70%程度
8級・9級・10級(小3~小1):80%程度
と意外に低めです。
毎回9割の正解を目指していますが、 先取り学習の場合は完璧でなくても良いと考えています。
たとえ今、完璧に覚えたとしても、 時間が経つと忘れてしまうのが普通だからです。
それでも、一度、9割方覚えていると、学校の授業で習う時には復習になるため、 たとえ忘れていることがあっても、すぐに覚えることができます。
学校や塾の漢字の宿題も短時間で済み、 負担感もありません。
漢字の読みを覚えると、 ふり仮名が少なめの本も読めるようになり、 読書の幅が広がることもメリットの一つです。
1年生の頃は、 少し上の対象年齢の本を読みたくても、 漢字が読めなくて挫折することが何度かありましたが、今は、本人が読みたいと思う本は、大抵読むことができます。
また、語彙が増え、 ニュースや新聞に登場する言葉も、「それ、知ってる!」 と感じる機会が増えてきました。
「貿易」「財政」「輸出入」「税金」 といった漢字は5年生の範囲ですが、 漢字を知ることで意味を理解しやすくなるようです。
時間のある今のうちに漢字の学習を進め、今年中に小学校範囲を一通り終わらせる方向で進めていきたいと思 います。