新4年生に向けて
娘は現在、スキー合宿中です。
掲示板に時々掲載される写真を見る限り、満面の笑顔でとても楽しそうにしています。
スキーだけでなく、仲間と協力して過ごすことで、心身ともに成長し、元気に帰ってきてくれることと思います。
さて、娘が不在で時間があるため、SAPIXのカリキュラムを確認したり、高学年のお子さんをお持ちの方のBlogを拝見したりして、今後のイメージをつかんだりしています。
2月以降は、月~土曜に毎日習い事(SAPIXを含む)があるため、週のうち6日間は朝学習中心、日曜に積み残しを調整、というスケジュールになりそうです。
4教科分の宿題・復習を、1週間できちんとこなしていけるのか、少々心配ですが、難しい場合は習い事を減らす等、様子を見ながら対応していきたいと思います。
3年生では、1日の学習のうち、SAPIXの学習(基礎トレ、言葉ナビ、宿題)にかかる時間は、通常30分未満、国語の読解問題がある時で1時間程でした。
市販の問題集や通信教材に取り組む時間も十分にあったため、苦手分野を復習したり、漢字や計算等の先取りを進めることもできました。
4年生以降は、SAPIXの宿題・復習にかかる時間が長くなり、自主学習が少なくなると思いますが、現時点では、SAPIX:自主学習=7:3くらいのイメージで進めていけたらと思っています。
国語・算数を中心に、量を調整しつつ、これまでの取り組みを継続するつもりです。
理科・社会は、授業の復習を中心に進めていくつもりなので、今のところプラスアルファの学習は考えていません。
国語:語彙、漢字の復習、(余裕があれば、読解関係)
算数:計算、苦手分野の補強、一部先取り学習
中でも、家庭での算数の先取りは、短時間でも地道に続けたいと考えています。
基本だけでも一度触れておくことで、授業は2回目の学習となり、算数に苦手意識のある娘でも、安心して授業に臨めるからです。
「先取りや予習をすると授業を真面目に聞かなくなる」といった意見も目にしますが、娘は逆に、何も知らない状態で授業を受けると、内容を消化できずにフラストレーションがたまり、気持ちが落ち着かないようです。
先取りについては様々な意見がありますが、子供は千差万別ですし、我が子に合う方法は各家庭で探していく以外にない訳ですから、一般論は参考にしつつも、我が家は淡々と進めて行く方針です。
ちょうど1年前、中学受験を念頭に二人三脚で家庭学習を始めた頃は、ネット上で展開される様々な議論に影響され、不安を感じることが多々ありました。
私は地方の県立高校から都内国立大学に進学したため、そもそも関東の中学受験は未知の世界。様々な情報の真偽を確かめるすべもありませんでした。
けれど、娘とこの1年、試行錯誤しながら家庭学習に取り組む中で感じたのは、大切なのは我が子を良く見ることであり、判断の基準は娘にあるということでした。
たとえ他のお子さんに効果のあった方法でも、我が子に合うとは限りません。
本人の性格を踏まえつつ、いつ、どのように、何をすれば、楽しく前向きに学習できるのか、一緒に一つ一つ見つけていくしかないのだと思っています。
今後も試行錯誤は続きますが、9~12歳という大切な時期に、親子で濃密な時間を過ごせることに感謝しつつ、目標に向かって努力する娘を応援していきたいと思います。