夢に向かって~2023年中学受験日記~

夢に向かって~2023年中学受験日記~

一人娘と共に歩んだ中学受験の道。2023年2月、鉄緑会指定校への進学が決まりました。

低学年の家庭学習(算数)

算数は悩みの種です。

 

娘が通っていた幼稚園では算数教育がありましたが、あまり興味を示さないことに少々の危機感を覚え、年長になるタイミングで公文の算数を始めました。

私自身が小学生の頃に公文に通っていて、おかげで計算力がついたという経験があったため、あまり深く考えずにスタートしてしまったのですが、今から思えば、他の選択肢も含め、もっと良く考えるべきだったと思います。

 

3A教材から始め、2年生6月のD教材終了(かけ算・割り算・分数の導入)まで続けましたが、最後の方はプリントに取り組むたびに泣いて本当に大変でした。

娘の中で「算数=公文=嫌い」というイメージが出来上がってしまい、客観的に見れば決して算数が苦手な訳でも、出来ない訳でもないのに、可愛そうなことをしてしまったと、親として反省しています。

私が子供の頃は、計算をパズルのように感じて、意味が分からなくても解けることが楽しくて気にならなかったため、娘の辛さをなかなか理解できませんでした。

 

2年生の6月で公文の算数をやめ、以降は、百ます計算や通信教材(ピグマ)、算数パズルなどにしばらく家庭で取り組んでいました。

9月から通い始めたSAPIXの算数は、「ちょっと難しい時もあるけど、公文より楽しいよ。計算だけじゃなくて、色んな問題ができるから」と言うので、本当に良かったと思っていたのですが・・・。

 

公文をやめたことで、計算の練習量が一気に減り、数か月経つ頃には、以前はスラスラできていた計算すら、すっかり忘れて目も当てられない状態に。

「あれ~、3ケタ×2ケタのかけ算って、どうするの?」

「割り算、忘れちゃった~。」

「分数って何だっけ?」

と言う始末(涙)。

 

SAPIXのテストでも、簡単な計算ミスを連発し、さすがにもっと計算練習が必要ということにようやく気づいたのが、つい先月のこと。

そんな痛い反省を踏まえ、現在は計算問題に朝一番で取り組んでいます。

 

<計算>

現在、使っている教材は、

・『基礎力トレーニング』(SAPIX)毎日1ページ

・『くもんの小学ドリル 2年生のひき算』毎日1ページ

・『リーダードリル 小学3年生の計算』毎日1ページ

・『くもんの小学ドリル 4年生の分数・小数』か『リラックマ学習ドリル 4年生の小数・分数』のどちらかを毎日1ページ

 

足し算・引き算・かけ算・割り算・分数をバランス良く練習できるよう、内容を調整しながら計算練習をしています。

一朝一夕には計算力はつかないと思うので、今更ですが、コツコツ頑張るしかありません。

 

<図形・思考力問題>

年長の7月~2年生の4月までは、公文で3教科(算国英)学習していたので、宿題のプリントをするだけで精一杯。

1年生の9月から始めた通信教材(ピグマ)に含まれる問題を解くくらいでした。

 

2年生の5月からは公文を2教科に減らし、8月で全て退会したため、空いた時間に市販の算数パズルを解くこともありましたが、図形も、思考力が必要な問題も、あまり取り組まないままに今に至っています。

時間のある春休みには計算以外のことにも取り組めるよう、これから色々調べてみたいと思います。

 

<Think Think>

直接算数というわけではありませんが、昨年末から使っている『Think Think』のアプリは、楽しみながら立体をイメージする訓練ができるので重宝しています。

例えば、娘が好きな「コロコロスタンプ」は、スタンプが転がる先をイメージするのですが、ちょうど3年生の初回の算数が「転がり移動」だったので、授業も楽しめたようでした。

 

SAPIXでは復習を中心にと言われていますが、娘のように算数に苦手意識がある子は、授業で初めて新しいことを習っても吸収しきれないので、少し事前に準備しておく方が落ち着いて楽しめるのかもしれません。

3年生の間は試行錯誤が続きそうですが、何とか「算数=楽しい=好き」になれるよう、工夫していきたいと思います。